「真央サンタ」は悩み中?

 フィギュアスケート女子で今季休養中の浅田真央(24=中京大)が18日、スポンサーのロッテのクリスマスイベントにサンタ姿で登場。注目の進退について「『ハーフハーフ』の思いが強くなってしまって…」と明かした。

 2月のソチ五輪後の会見で口にしたのが「ハーフハーフ」。今後について聞かれたときだった。流行語大賞候補になった発言の真意を「とっさのことで、本当に分からないという意味を込めた」と振り返る。10カ月たち、実際に「五分五分」の気持ちなのだという。

 ただ、五輪後にはなかった気持ちは芽生えた。年末年始のショーへ向け、練習再開は10月半ば。ジャンプの調子も上がり、「スケートが好きなんだな」という気持ちがわいた。「スケートとともに成長してきた自分なので、欠かせないもの。これからはスケートとともにまだまだ歩んでいこうかな」と決意をみせた。

 復帰、引退にしても、フィギュアは離れない。まずはショーの「クリスマスオンアイス」(21~24日、新横浜スケートセンター)で久々にファンの前で滑りを披露する。【阿部健吾】