伝統の一戦で、明大は早大に27-31で敗れた。

前半から「重戦車」のFW陣を中心とした攻撃を展開。最大18点差を後半残り3分からの2トライで4点差まで縮めたが、あと1歩及ばなかった。

試合後、田中澄憲監督は「悔しい敗戦。相手のディフェンスとアタックが素晴らしかった。前半は堅くいきすぎたが、後半は伝統戦らしい試合だった。(全国大学)選手権に向けて、細かい部分をつめて準備したい」と振り返った。

明大は春季大会や先月18日の対抗戦で、全国選手権10連覇を狙う帝京大に勝利した。同選手権で順当に進むと、1月2日の準決勝で早大、同12日の決勝で帝京大と対戦する可能性がある。SHの福田健太主将(4年)は「ここで終わりでない。まだ日本一のチャンスがあるので、残りの期間でレベルアップして2チームを倒したい」と、巻き返しを誓った。