大麻取締法違反の疑いで逮捕(起訴猶予)され、日本相撲協会から解雇されたロシア出身の元幕内若ノ鵬(ガグロエフ・ソスラン元力士=20)が力士としての地位保全を求めて同協会を相手に起こした訴訟を取り下げていたことが24日、分かった。

 相撲協会によると、ガグロエフ元力士から同協会の退職金にあたる養老金の請求がきた場合、現行規定では拒否できないため、協会側は支払いに応じる予定。ガグロエフ元力士の養老金は規定に合わせると、520万円あまりとなる。