日本相撲協会は7日、大麻や覚せい剤など違法薬物をチェックするため、東京・両国国技館内の相撲診療所で力士や親方らを対象とした6回目の尿検査を実施し、貴乃花部屋など6部屋の96人が受検した。3人が病気などで欠席。検査は8月26日以来となる。

 対象は貴乃花のほか、陸奥、春日野、三保ケ関、高島、鏡山の各部屋。また相撲協会は前回の検査を受検した6部屋の104人が全員陰性だったことを発表した。これで全52部屋のうち34部屋の627人が検査を済ませ、すべて陰性となっている。