暴行騒動の責任を取って引退した元横綱朝青龍関(29)が6日、関西の後援者に頭を下げた。この日、東京から大阪へ移動して、大阪市内で行われた「大阪高砂部屋後援会激励会」に出席。「こんばんは、朝青龍です…元」と、照れ笑いを浮かべながら名乗った。「優勝しながら、いろんな騒ぎを起こして申し訳ないです」と、初場所中から続く一連の暴行騒動を謝罪した。

 この日は白シャツに銀と黒のストライプ柄のネクタイをし、濃紺のスーツで現れた。メガネはなかったが、まげをしっかりと結って登場。「大好きな大阪で、いつものように素晴らしい会場で会えて、幸せいっぱいです」と笑顔で話した。約2分間のスピーチを終えると、右手を挙げながら幕の外へ。最後は報道陣にもみくちゃにされながら、無言のまま会場から去っていった。