大相撲秋場所(11日初日、両国国技館)で大関とりに挑戦する関脇琴奨菊(27=佐渡ケ嶽)が、体調を回復させてきた。8日、千葉・松戸市の佐渡ケ嶽部屋での稽古は、20キロの石玉を持ってすり足をしたり、若い衆に胸を出したりしながら調整。前日までは鼻声だったが、声にも張りが戻ってきた。「だいぶ気持ちも乗ってきた」と明るい表情で話した。