日本相撲協会は18日、大阪府立体育会館で理事会を開き、4月1日付で木瀬部屋を再興することを承認した。09年名古屋場所で暴力団関係者が維持員席で観戦していた問題で、チケットあっせんに木瀬親方(元前頭肥後ノ海)がかかわっていたことが判明。10年5月に、同親方の委員から年寄への降格と、木瀬部屋を出羽海一門預かりとする処分が下され、北の湖部屋に吸収合併していた。小結臥牙丸らは、夏場所(5月6日初日、東京・両国国技館)から木瀬部屋として出場する。

 また、体の小さい入門者を対象とする第2新弟子検査が廃止され、新弟子検査の体格合格基準が身長は173センチ以上から167センチ以上、体重は75キロ以上から67キロ以上に変更された。春場所の検査は、中学卒業見込み者に限り、身長165センチ以上、体重67キロ以上とする。