日本相撲協会は12日、初場所を休場した東横綱の日馬富士(29=伊勢ケ浜)が左足関節靱帯(じんたい)損傷で2カ月の加療を要する見込みと診断されたと発表した。

 日馬富士は昨年12月下旬に負傷した。休場は2010年九州場所以来3度目で、12年九州場所で横綱に昇進してから8場所目で初めて。

 ともに休場の幕内西前頭7枚目豊真将(32=錣山)は急性虫垂炎、東前頭17枚目琴勇輝(22=佐渡ケ嶽)は左膝蓋靱帯(しつがいじんたい)断裂で手術を受け、2カ月の加療を要する見込みの診断だった。