大相撲の東小結妙義龍(27=境川)が初場所4日目の15日、休場した。師匠の境川親方(元小結両国)によると、初日の一番で脇腹付近を痛め、3日目(14日)に敗れた際に悪化させたという。同親方は「状態をみると(再出場は)厳しい。内出血がひどいようだ」と説明した。

 妙義龍は2場所ぶりに三役に復帰したが、初日から3連敗だった。休場は2010年名古屋場所以来5度目で、4日目の対戦相手でかど番の大関琴奨菊は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は横綱日馬富士ら4人となった。