日本相撲協会の師匠会が1日、関取と親方衆約120人が参加のもと東京・両国国技館で開かれ、大島巡業部長(元大関旭国)が巡業でのけいこ参加についてあらためて厳命した。「巡業は本場所と同じぐらい大事。(けいこに参加しない力士は)師匠に注意し、目に余れば理事会に呼ぶこともある」と伝えた。また「行司に何番取ったかをチェックさせ、細かい表をつくることも考える」と確認作業実施の私案も披露。これに対して横綱朝青龍(29)は「巡業は(勧進元などの)みなさん、あるしね。でも(力士にもけいこが)できる日とできない日があるから」とあいまいに話すにとどめた。