日本相撲協会は25日、今年3月の春場所(大阪)で入場券販売契約を結んでいた相撲案内所9軒のうち、1軒との契約更新手続きを行わないと発表した。会見した放駒理事長(元大関魁傑)は「協会内部の調べで反社会的勢力とのかかわりがあることが分かった。何ら抗議、不服もなく、先方も納得済み」と説明。相撲案内所は1年ごとの契約で、昨年の暴力団関係者観戦問題で今年6月、入場券を手配した名古屋の案内所と契約更新せず、今回は2例目。8月30日の相撲協会の暴力団等排除宣言以降では初めてとなった。