阪神が先発秋山拓巳投手(29)の好投で3連勝に延ばし、今季最多タイの貯金3とした。
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-阪神バッテリーが2試合続けて、広島4番の鈴木誠を無安打に封じ込んだ。この日も、中飛、二ゴロ、三振、右飛で寄せ付けず。このカードまでの鈴木誠は阪神戦で打率3割4分、3本塁打、9打点をマークしていた。
梨田 鈴木誠に対しての攻めはほぼ完璧だった。打つほうで「2番」に入った梅野が配球面でもうまくリードした。対戦成績が示すように、このカードまでは踏み込んでこられていたが、バッティングをさせなかった。特に6回はポイントになった。
-6回2死一塁の鈴木誠の第3打席。1ボール2ストライクからの4球目、球速139キロの外角ストレートで見逃し三振に仕留めた。
梨田 タイミングの取れていない鈴木誠の裏をかいた配球だったといえる。秋山-梅野のバッテリーは、1ストライクからの2球目ストレートを外角に外した。1-1になった時点で打者は内角を意識したはずだ。そこを3球目に外角ストレートで見逃し、さらに4球目も外角に配して三振にとった。1球もバットを振らせず、完璧だった。
-ただ広島に反撃を許さなかったが、打線のほうは1回の3点止まりだった。
梨田 梅野が「2番」に入ってゲームの流れを作ることができた。3つの犠打を決めたが、それ以外のベンチの作戦にも対応できるタイプで、そうなると「3番」はキーになってくる。阪神はここで広島に3つ勝たないと、15日からの巨人3連戦に立ち向かう意味がなくなってしまう。2番梅野を生かす「3番」がカギを握っている。
【取材・構成=寺尾博和編集委員】




