中日から金銭トレードで加入したオリックス岩崎翔投手(35)が1日にほっともっと神戸で入団会見を行った。移籍が決まり、ソフトバンク時代に先輩だった川島慶三打撃コーチ(41)からは「『一緒に頑張ろう』と。野球人生の最後に近づいているのは僕も分かっているので慶三さんも『最後、ここでひと花咲かせよう、頑張ろうぜ』という話をもらった」と明かし、新天地での決意をにじませた。
07年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。17年には72試合に登板して46ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ賞を獲得した。22年にFA移籍した又吉の人的補償で中日に加入。4季ぶりのパ・リーグ復帰となる。
中日で2年間同僚だった博志投手(28)は、岩崎から連絡をもらったという。「『どこら辺に住んでる?』と聞かれて。(トレードの報道を)知らなくて、何でだろう?と思って(笑い)。そしたらニュースになっていた」と驚き。中日時代は「ちょうどリハビリしていた時に岩崎さんがロッカーの目の前で。結構話もしていました」と振り返った。今季12試合に登板し、4ホールドでブルペンを支えている博志。頼もしい先輩が加わる。
08年のソフトバンク入団当時を知る山崎勝己バッテリーコーチ(42)は「入ったときからすごかったですよ」と話す。「なかなか先発で難しかったですけど、中継ぎになってすごい活躍、選手になって。そのときは敵でしたけど、うれしかったです」とにっこり。「好青年。かわいい後輩です。これからもどんどん長い期間がんばってほしい」と期待を寄せた。
所属3球団目のプロ18年目、35歳。22年9月にトミー・ジョン手術を受け、昨年6月に支配下復帰。4月1日の巨人戦(バンテリンドーム)で1413日ぶり白星を挙げると、お立ち台で涙を流した。チームでは平野に次ぐ年長。今季は宇田川、小木田、吉田ら5投手が同手術を受け、リハビリに励んでいる。現在も150キロ超えの直球が武器の右腕。「まずは自分のことをしっかりして。話を聞かれたらアドバイスを送れたら」。後輩たちにも経験を伝えていくつもりだ。【オリックス担当 村松万里子】






