古川工が7回コールド勝ちで夏3回目の決勝進出を決めた。

 東日本大震災が起きた11年に甲子園初出場して以来、4年ぶりの快進撃だ。エース右腕佐藤宏太郎(3年)がこの日も先発し、2試合連続の完封勝ちを収めた。最速136キロ直球を中心に攻め、「押して行けた。コールドで勝てるとは思っていなかった。勝ててうれしいです」と笑顔で話した。

 21日の決勝では仙台育英と対戦する。練習試合を含めても、高校入学後の対戦はないが「あと1つ勝てば甲子園に行ける。何とか勝てるよう、気持ちで勝負したい」と燃える。