三沢商が強豪八戸学院光星を破り、1986年以来、29年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。

 0-1で迎えた8回裏に同点に追いつき、延長戦へ。10回表2死一、三塁で、中前に抜けそうな当たりを打たれたが、一塁走者のスタートを見て二塁ベースカバーに入った二塁手が打球を処理。奇跡的な守備でピンチを切り抜けると、12回裏2死一、三塁と相手エース中川優(3年)を攻め、最後はワイルドピッチでサヨナラ勝ちを収めた。

 八戸学院光星は2年連続8度目、春夏連続の甲子園出場を逃した。