比叡山が1999年(平11)以来16年ぶり16度目の決勝進出を決めた。

 2回に山本脩平内野手(2年)のタイムリーで先制するなど、11安打&4四死球に6犠打&6盗塁をからめて効果的に加点。背番号18の先発山崎僚太投手(3年)が8回を1失点にまとめ、野洲を圧倒した。春の県大会1回戦負けからチームを立て直した河畑成英監督(31)は、28日の決勝について「特別なことを考えず、チャレンジャー精神で、思い切り試合をさせてあげたい」と無心で99年以来の甲子園を目指す。