創成館が7-3で昨夏優勝の海星を下し1962年の創部以来、初めて夏の甲子園出場を果たした。

 3-3の同点で迎えた5回。1死から、ここまで適時二塁打2本と大活躍の2番・嶋田力也外野手(3年)が勝ち越しの右越えソロ本塁打。

 この回、さらに2点を加え突き放した。5回までに3点を失ったが、6回から登板のエース左腕、水永悠斗投手(3年)が好リリーフを見せ4回1安打無失点と反撃の芽を摘んだ。大田圭輔主将(3年)は悲願の初Vに「最高です。(甲子園では)長崎代表らしく、全力でプレーしてきます」と声を弾ませた。