開幕戦は南が高浜に9-1の7回コールドで勝利し、4年ぶりの夏1勝を挙げた。

 先発した南の180センチ右腕の小野寺航大投手(2年)が初回から3三振を奪うなど、7回1失点9奪三振で完投。粟ヶ窪喜一監督(55)が「人生で1番の投球だったと思う」と評する投球で、高浜の159センチ左腕、山崎達也投手(1年)との身長差21センチの投げ合いを制した。小野寺は打っても2安打2打点で勝利に貢献した。

 小野寺は「緊張したが、1球目を集中して自分のピッチングを心掛けた。良い結果につながった。(次戦相手の横浜は)すごいチーム。(南は)2年生が多いチームなので、胸を借りるつもりで学んでいきたい」と話した。