同志社国際が、最大7点差を逆転して“同門対決”を制した。

 5回を終えて0-7。6回、2点を返すと7回にも1点を加えて追い上げムードが加速した。4点を追う9回、安打と連続四球で無死満塁。暴投でまず1点を追加すると、オーストラリア人の父を持つ1番打者のディギンズ・チェイス内野手(2年)が中前にタイムリー。5-7とし、さらに適時打と犠飛で同点。最後は5番小倉悠史投手(2年)が左前に勝ち越し打を放った。

 最終回に一挙5点を奪う大逆転劇。8回からは3番手として登板していたディギンズは「本当にうれしい。全員が笑顔で、つなぐ意識を持っていた」と笑顔だった。