大阪桐蔭が6回コールド勝ちで、4強入りを決めた。2本塁打など13得点で終始圧倒した。

 この日は打順を組み替えて臨んだ。7番だった青地斗舞(とうま)外野手(2年)が2番へ。青地は4回に右翼へ2点本塁打を放つなど4打数3安打2打点で勝利に貢献し、西谷浩一監督(48)の采配がはまった。

 西谷監督は青地について「努力家で力を付けてくれた。明るい子でムードメーカーでもある」。青地も「一番(バットを)振っていると思います」と自他共に認める努力家。毎練習後も20~30分の素振りを欠かさない。甲子園に出場した今夏はメンバー外。今年の2年生はベンチ入りしていたメンバーも多数いるが「上位(打線)を打ちたいんで、(今日は)打ってやろうという気持ちでした」と負けるつもりはない。