福岡県屈指の公立進学校、東筑が2-0で今夏鹿児島代表の神村学園を下し、98年以来3度目のセンバツ出場に近づいた。

 先発した右腕の石田旭昇投手(2年)が投打に活躍した。投げては私学強豪校の強力打線を130キロ台後半の直球とチェンジアップなどの緩急で翻弄(ほんろう)。打っては9番打者ながら2本の適時打を放った。

 石田は「挑戦者の気持ちでぶつかったので結果が出たと思います」と謙虚に勝因を振り返った。