1位指名での競合が確実視される東京・早実高の清宮は25日、「人生で、最初で最後の日なので明日という日を心待ちにしています」とのコメントを、同校を通じて発表した。この日は、26日の試験に備えて通常通り登校し、勉強に励んだという。

 清宮は高校歴代最多とされる記録を塗り替えて通算111本塁打を放った怪物スラッガー。18歳以下日本代表の柱として2度のワールドカップ(W杯)出場を果たした。9月のプロ志望表明会見では「自分を厳しく指導してくれて、成長させてくれる球団に行きたい」と語った。

 1位指名は阪神、ヤクルトが既に公言しており、この日はソフトバンクが公表した。ほかにも複数球団が1位候補に挙げており、何球団の競合になるかが注目される。