苫小牧工が、3季通じて初の決勝進出を狙う札幌国際情報に競り勝ち、優勝した96年以来、23年69季ぶりとなる決勝進出を決めた。

1回2死一、三塁で主将の三上謙人(3年)が中前適時打を放ち先制。1点差に詰め寄られた7回2死では、再び三上謙が2試合連発となる左越えソロを放ち、流れを譲らなかった。

全道大会初先発の左腕村上大成(3年)が8回5安打2失点と粘投。9回1死一、二塁のピンチで3番手として登板した右横手投げのエース松本凜大(3年)が打者2人を無安打に封じ、試合を締めた。

初戦は松本が先発し村上が抑え、今度は村上が先発し、9回に2番手三上祐聖(2年)を挟み、ピンチになると松本が登板し、しっかり抑えた。92年南北海道大会4強時の主将でもあるOBの平山良行監督(44)は「村上と松本の3年生2人が刺激し合って、よく投げてくれた」と振り返った。決勝打の三上謙、投げては村上、松本と投打の“3M”が活躍し、令和最初の全道制覇へM1とした。