全国高校野球選手権に出場中の作新学院(栃木)が終戦記念日の8月15日、黙とうをささげた。

この日に予定されていた3回戦の岡山学芸館戦は、台風10号の接近に伴い、14日の時点で16日に順延が決まった。兵庫・西宮市内のグラウンドで練習したが、正午に合わせ中断。グラウンドに1列に並び、全員で1分間の黙とうを行った。

小針崇宏監督(36)は「74年たって、甲子園という大会がずっと続いていることに深いものを感じます。18歳の高校生たちが大好きな野球をやれているのは、ご先祖たちが日本を築いてくれて、野球の歴史が続いているおかげだと思います」と話した。

石井巧主将(3年)は「いろんな人たちの思いを受け止めないといけないと思いました」と話した。