加藤学園が、昨秋のリベンジを果たした。14日、藤枝市内で藤枝明誠と戦い、2-0で快勝した。

先発した吉村海音(かいと)投手(2年)が、3回無安打無失点の好投。1人も走者を許さない完全投球を披露し、勝利に貢献した。

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藤枝明誠の打線は、わずか2安打に終わった。4回にチーム初安打を放った3番村松杏都(あんと)主将(3年)は「まだ実戦経験が少ないので、生きた球を打てなかった。今日の結果を踏まえて、練習していきたい」と話した。8月の甲子園交流試合の補欠校だが、意識は来月の県大会に集中。「決勝までいけば、加藤学園と戦うことになると思う。今度は勝ちたい」と力を込めた。