クラークが16年夏以来の“北北海道”制覇を果たした。

初回に1番野坂竜之介主将(3年)の遊撃内野安打や相手失策などで2点を先制すると、3回2死一、二塁で、5番佐藤寛太一塁手(2年)が右翼線に2点適時二塁打を放ち、突き放した。この回さらに1点、5回に1点、7回1点、8回に3点を加え10-0で快勝した。

投手陣も先発の右横手投げ辰巳京一郎投手(3年)が7回被安打3、8回から登板のエース浦崎翔(3年)が2回無安打で“完封リレー”。同校は過去2年連続決勝で敗れており、浦崎は「先輩たちの分も含め、3年分の雄たけびを上げた。最後に勝って終われて本当にうれしい」と涙を流して喜んだ。