立命館守山は北村怜士投手(3年)の奮闘も勝利に届かなかった。

先発投手として6回まで投げた後、7回はマスクをかぶった。もともと捕手だったが、肩の強さを買われ、昨年11月から投球練習を始めた。直球の最速は141キロ。この日、投手としては6回7安打8失点(自責4)で「変化球中心でテンポよく投げたかったが(体が思うように動かず)かたまった」と悔やんだ。秋武祥仁監督(39)は「この大舞台での失敗が収穫です。夏につなげて欲しい」と今後の糧にすることを願った。