高校通算43本塁打の市和歌山・松川虎生(こう)捕手(3年)がロッテから1位指名された。半田真一監督(41)、岩本悠部長(36)、DeNAが交渉権を獲得した小園健太投手(3年)とともに会見場に姿を見せると無数のフラッシュを浴びた。

緊張した面持ちで登場。1位で指名を受け、「びっくりした気持ちが大きいです。本当にホッとしています」と心境を語った。

ロッテの印象を「総合力が高くて、ここぞで力を発揮できるチーム。若い選手が1軍で出ている」と若手の積極起用にも目を輝かせた。

セールスポイントは「守備はすばらいしい球や持ち味を引き出して配球できる。打撃ではファーストストライクからスイングして、勝負づよいバッティングできる」と話し、「プロの世界は甘くない、厳しい世界。1日1日覚悟を持って、愛される選手になりたい」と抱負を語った。