大阪桐蔭は1年生左腕先発の前田悠伍投手が好投し、初戦を7回コールド勝ちした。

1回に1死二塁のピンチを背負うが、落ち着いて後続を断った。自己最速145キロの速球はキレがあり、変化球との配球で7回無失点。来年3月のセンバツにつながる大会の初戦を託された。「強気の投球が売り。変化球でかわすのは嫌です。(初戦も)そんなに気負うことがない」。打線も1回に4安打を集中して一挙5点。豪快に初戦突破した。