秋季関東大会2日目は、最注目のカード、東海大相模(神奈川1位)と花咲徳栄(埼玉2位)が対戦する。

今春センバツで優勝した東海大相模は、門馬敬治氏(51)が指揮をとる最後の大会となった今夏、新型コロナウイルス集団感染のため県大会を辞退。春夏連続甲子園出場の目標は、かなわなかった。9月からは、元巨人の原俊介監督(44)が就任。攻撃的な伝統のスタイルに、捕手出身ならではの考えをプラスしている。背番号1を着ける求(もとめ)航太郎投手(2年)ら経験のある選手も多く、層は厚い。

花咲徳栄は、今夏の埼玉大会で流した悔し涙を糧にセンバツを目指す。6大会連続夏の甲子園出場がかかっていたが、5回戦で敗退。先輩とともに戦った経験のあるエース右腕、金子翔柾投手(2年)が中心となり、浦和シニアで全国優勝を果たしている山田慎之介主将(2年)とともにチームをけん引する。

来春センバツ出場の重要な資料となる秋季関東大会。決勝は、11月7日に行われる。