大分県内屈指の県立進学校、大分舞鶴が九州地区のセンバツ21世紀枠候補校に選出された。
【一覧】センバツ21世紀枠落選…選出されなかった各都道府県の推薦校>
練習前の円陣で正式に伝えられ、主将の甲斐京司朗内野手(2年)は「九州の推薦校の名に恥じないよう、さらなる高みを目指せるように取り組みたい」と気合。エース奥本翼投手(2年)は「もし甲子園に行ったら全国の強豪校と当たる可能性があるので、全国舞台で恥をかかないよう成長したい」と引き締めた。
東大や京大に合格者を出す進学校にあって、全国大会に出場する強豪ラグビー部が有名だが、野球部も文武両道で秋季九州大会出場。秋季県大会は今春センバツ準Vの明豊と決勝で激闘の末、9-10で惜敗。九州大会は1回戦敗退だったが、準Vの大島(鹿児島)と延長10回降雨引き分け再試合の激闘を演じた。
九州大会日程と模擬試験が重なったため、開幕前の2日間、大会が行われた鹿児島の宿舎にテストを持ち込んで取り組んだという。午前10時からの練習をこなし、夕食などの後に、夜遅くまで約3時間テストと向き合うハードスケジュールだった。それでも、試合への集中力、モチベーションを維持して初戦に挑み、意地を見せた。
平日練習は17時以降の2時間。だが、数班に分かれた選手が分単位のローテーションで練習や食トレなど効率的な取り組みで成長した。20年以上続ける地域清掃などボランティア活動も評価された。
1951年の野球部創部以来、春夏を通じて甲子園出場はない。だが、部員39人(マネジャー5人)の願いを乗せ、今回の全国9校から出場3校が選出される来年1月28日の吉報を待つ。

