春夏通じて初出場の和歌山東が、大会第1日の第2試合で倉敷工(岡山)と対戦することが決まった。

【センバツ】大阪桐蔭は鳴門、佐々木麟太郎の花巻東は市和歌山/組み合わせ一覧

11度目出場の伝統校が相手となり、此上平羅主将(2年)は「すごく緊張していると思うけど、100%の力を出せるようにみんなで緊張をほぐしながらやっていきたい」と意気込んだ。

米原寿秀監督(47)は「試合が初日なので、入場行進できるのがうれしいですね。初日でよかったです」と喜んだ。

和歌山東は、昨秋和歌山県大会・準決勝で、夏の甲子園覇者の智弁和歌山を5ー4で撃破。さらに、近畿大会準々決勝でも夏の甲子園4強の京都国際に3ー2で勝ちきり、準優勝の快進撃。軟式野球部から硬式野球部に代わり12年目で悲願の甲子園出場をつかんだ。「大会ベスト8」がチーム目標の公立校が甲子園でも快進撃を見せる。