昨秋東北王者で明治神宮大会4強の花巻東(岩手)が、プロ注目右腕の前に屈した。

【スコア】選抜高校野球スコア速報>>

市和歌山の最速149キロ右腕、米田天翼(つばさ)投手(3年)の前に9安打4得点。自慢の強力打線が7奪三振を喫し、初回の1点と最終回に見せた意地の3点に終わった。

高校通算56本塁打を誇る、怪物スラッガーの佐々木麟太郎内野手(2年)は、4打数無安打2三振。ほろ苦い聖地デビューとなった。

佐々木洋監督(46)は「前半のバント処理のミスが痛かった。3回の3失点がこたえた」と悔やんだ。相手エースの米田に関しては「思ったよりも球が伸びていた。膝下のボールのスイングが止まりませんでした」と振り返り、夏に向けては「スピードボール対策、低めの対策をして伸ばしていきたい」と話した。