市和歌山が初戦を突破した。市和歌山といえば、昨年ドラフトで小園健太投手がDeNA、松川虎生捕手がロッテに1位指名されている。スーパーバッテリーが抜けたばかりでも、センバツに出て勝った。

同一高校から複数のドラフト1位指名は9度ある。通常は柱を失い戦力ダウンになりがち。翌年センバツに出たのは桑田、清原が抜けた後の86年PL学園だけだったが、浜松商に1-8で初戦敗退した。勝ったのは市和歌山が初めて。18年大阪桐蔭は根尾、藤原が抜けた直後の秋、近畿大会で智弁和歌山に敗れ、選考されていない。

和歌山勢は和歌山東も勝っており、19年(市和歌山、智弁和歌山)以来のアベック勝利。ともに公立校のアベック突破は00年以降、01年茨城(藤代、水戸商)03年徳島(徳島商、鳴門工)15年愛媛(今治西、松山東)に次ぎ全国4例目となった。【織田健途】

 

◆三振ゼロで勝利 市和歌山は三振がなかった。18年決勝の大阪桐蔭(対智弁和歌山)以来4年ぶり。