大阪桐蔭のドラフト候補、松尾汐恩(しおん)捕手(3年)が初回、初打席で先制の2ランを放った。1死後、主将の星子天真内野手(3年)が四球で出塁。松尾はカウント1-1からの変化球を捉え、左翼ポール際に放り込んだ。

大阪桐蔭の先発は、選抜大会決勝・近江(滋賀)戦で、最後を締めたプロ注目右腕の川原嗣貴(しき=3年)。立ち上がり、先頭打者に中前打を打たれたが、2番を遊ゴロ併殺。3番打者は二塁ゴロに打ち取り、無失点で初回を終えた。

川原は3回に1死三塁のピンチを背負ったが、後続を断って無失点。大阪桐蔭が2-0とリードし。序盤3回を終えた。

大阪桐蔭は2回以降、大阪電通大高・的場吏玖(りく=3年)の投球の前に無安打無得点。2-0と接戦の展開で、前半が終了した。

大阪桐蔭が8回、先頭の四球と相手の失策から好機をつくり、3点目を追加した。9回にも相手のバッテリーミスで4点目を追加。川原は9回に1点を失うも、1失点完投勝利。チームは昨秋から公式戦24連勝を飾った。

 

大阪桐蔭の先発メンバーは次の通り。

1(中)山田

2(二)星子

3(捕)松尾

4(一)丸山

5(三)伊藤

6(右)工藤

7(左)南川

8(遊)小川

9(投)川原