市和歌山は今春センバツ8強に導いたエース米田天翼投手(3年)が精彩を欠き、初戦敗退した。

1、2回に1点ずつ失い、3回は粘れない。1死一、二塁で追い込んだ直後、榊原七斗投手(3年)に右翼へ3ランを浴びた。球は浮き気味で9回11安打8失点。半田真一監督(42)は「センバツから帰って、ずっとこんな感じ。普通の投手。このままなら夏は無理」と手厳しい。この日は140キロ台前半で球威不足もあり、痛打をくり返した。米田も「よくないなかでも抑えていかないと」と反省した。