新潟商は9-2で新潟東に8回コールド勝ち。山口星空投手(3年)が6安打2失点、8奪三振の好投を見せた。

新潟商のエース山口星空(そら)投手(3年)が、“青空”の下で好投した。初回は3者連続の空振り三振。ベンチの勝雅史監督(58)から「三振を狙うな」と声を掛けられて迎えた2回は、わずか3球で3アウトを奪った。打者3人を中飛、二ゴロ、右飛に打ち取った。「リズムを作るためにストライク先行で投げた」と納得の投球だった。

0-0の5回には1点を先行され、3-1の8回には3-2と1点差に詰め寄られた。しかし、山口にとっては「2回とも最少失点に抑えられた」と手応え十分の投球だった。それでも、反省を忘れない。失点は四球絡みだっただけに「四球は練習試合からの課題」と素直に反省した。2回戦の対戦相手は第1シードの東京学館新潟。山口は「学館に勝つために練習してきた」と、大一番に挑む覚悟を見せた。【涌井幹雄】

■新潟東、コールド負けも充実感

新潟東は8回コールド負けも、背番号7の矢部太暉主将(3年)が先発で7回を3失点。エースの池田倖太投手(3年)が6月末に左腕を痛めて先発回避。大会直前に村田浩二監督(54)から1回戦先発を告げられていた。春は背番号1だったが、練習試合で四球から崩れるなど内容を残せず、この夏は7に。「悪い投球にならなかった。思い切ってストライクを投げようと思っていた」と充実感を胸に高校野球を終えた。