波佐見(長崎)は3回に4点を先制され、シード校ナインの目が覚めた。3、4回に2点ずつ奪って振り出しに戻すと、1点取られた直後の7回もすぐ取り返した。最後は延長10回無死満塁から得永祥志二塁手(3年)が右翼へサヨナラ安打を放った。

得永健監督(53)の長男は、殊勲打に「あそこは決められると感じていました」と話したが「でも中盤までの打席内容が良くなかったですから」と、ニコリともしなかった。

【高校野球】長崎大会のスコアはこちら>>