ノーシードから勝ち上がった佐久長聖が、2018年以来4年ぶり9度目の甲子園出場を決めた。東京都市大塩尻との決勝は1回、佐久長聖の先発・広田龍星投手(3年)が先制を許すも、すぐに2回に味方打線が追いつき、その後は4回から6回まで3イニング連続で加点して試合を決めた。

藤原弘介監督(48)は「春1回戦で負けてノーシードからの戦いになりましたが、この3年生は成長スピードがある。次の試合、次の試合とどんどん成長していく。長野代表として、甲子園では全力疾走、全力プレーでドロドロになりながらやりたい」と、感激に浸りながら勝利監督インタビューに応じた。

◆佐久長聖 1964年(昭39)創立の私立校。県内初の中高一貫校。高校では1類、2類に分かれ、生徒数は1016人(女子466人)。野球部は64年創部。部員数は148人。甲子園出場は春1度、夏は9度目。主なOBは大迫傑。所在地は佐久市岩村田951。佐藤康校長。

【高校野球】長野大会スコア速報はこちら>>