新潟県高野連の令和4年度の優秀選手表彰式が24日、ハードオフ新潟で行われ、硬式部の18人が表彰された。

■プロで通用する体

最速150キロ右腕の田中晴也投手(日本文理3年)は「3年間、頑張ってきたことが評価されてうれしい」と話した。プロ志望届を提出し、ドラフト会議を待つが「楽しみという気持ちが一番強い」と言う。「指名された後を見据えて、(現在の練習では)プロで通用する体を作っている。充実した個人練習ができている」と将来に向いていた。

■濃い2年半だった

帝京長岡の茨木秀俊投手(3年)は「選んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」。北海道から帝京長岡に入学し、今夏はエースとして同校を初の決勝進出に導いた。「甲子園に行けなかったのは残念だったが、濃い2年半だった」。すでにプロ志望届を提出し「今は練習して準備をするだけ」と10月20日のドラフト会議での指名を待つ。

■優秀選手一覧

▼硬式部

【投手】

羽吹幸隼(東京学館新潟)

田中晴也、村越仁士克(ともに日本文理)

青木彰吾(佐渡総合)

茨木秀俊(帝京長岡)

【捕手】

宇野浩平(北越)

竹野聖智(日本文理)

【内野手】

杉本寛児(新潟)

丸山幹太(北越)

立川大和(東京学館新潟)

熊木塁(開志学園)

大滝快晴(新潟明訓)

吉井愛斗(中越)

水瀬匡亮(帝京長岡)

【外野手】

玉木聖大、松本昇也(ともに日本文理)

小野塚蒼(長岡商)

幌村黛汰(兼投手、帝京長岡)

▼軟式部

【投手】川上秀明(新潟商)