六日町は新津を5-2で制した。

2年生エース貝瀬真那斗投手がウイニングボールを自分でつかみ取った。この日の119球目、最後の打者に内野の飛球を打たせると野手を制して自ら捕球。「絶対に抑えてやるという気持ちで投げた」という直球で締め、公式戦初の9回完投を果たした。

8回表の守備の前、若井聡監督(63)に「行く気持ちはあるか」と問われると、「行きます」と即答。六日町は継投がベース。ただ、昨秋の背番号1で右翼手の中島怜哉(3年)は右肘の手術の影響がまだある。自分が投げ切ることが最善策なのは分かっていた。

6回までは許した安打は1。7、8回に失点するが、どちらも1点でしのいだ。若井監督は「前半は直球で押していた。そういう投球を自分でも理想にしているはず」と話した。父正和さん(46)は六日町OBで2、3年時にエースだった。試合ごとに投球内容を分析して父に話すことにしている。9回を投げ切った自信が、父への最高の土産になった。【斎藤慎一郎】

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