東海大福岡が九産大九州に競り勝ち、20年の独自大会を除けば、準優勝した15年以来となる16強入りを決めた。

3-3の7回1死満塁。5番岩崎元寿(げんじゅ)捕手(3年)が外角直球をとらえ、決勝犠飛を放った。「最低でも外野フライと思っていた」と最低限の仕事を果たし、「昨年の夏は4回戦で同じ球場で負けた。やり返そうという思いはあったので、勝てて良かった」と安堵(あんど)した。

投げては最速138キロエース右腕の西村健投手(3年)が9回3失点で完投勝ち。冬場から磨き上げたチェンジアップ、フォーク2種類の落ち球を勝負球に打たせて取った。「自信のある球で勝負できた。完投できて良かった」と汗をぬぐった。

昨秋、今春は県大会8強止まり。中村謙三監督(37)は「春も秋もベスト8。まずは8強の壁を越えたい。目の前の試合に集中していきたい」と力を込めた。春は甲子園に2度出場しているが、夏は1度もない。一戦必勝で悲願の初優勝を目指す。