センバツに出場した英明は粘り強く勝ち上がってきた。タイブレークを2度制し、勝負強さが光る。

エースの下村健太郎投手(3年)や、投打で活躍する寿賀弘都外野手(3年)が健在。経験豊富なレギュラー陣で簡単に流れを渡さない。

38年ぶりの夏の甲子園を狙う志度は、エースで主砲の新鞍護(にいくら・まもる)に注目だ。140キロ台中盤の直球を持ち、準決勝までほぼ1人で投げ抜いてきた。消耗戦となりそうな決勝では、スタミナがカギを握りそうだ。

新鞍の父でもある新鞍幸一監督は決勝当日の26日が54歳の誕生日。大黒柱の息子は「いい誕生日にしたい」と誓っている。

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