史上7校目の夏連覇に挑む仙台育英(宮城)が「運命の試合」を迎える。23日の決勝戦を前に22日、兵庫県内で打撃練習を中心に最終調整した。

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剛腕のコンディションは万全だ。仙台育英の最速153キロ右腕・湯田統真投手(3年)は「決勝に向けてコンディション調整をしてきたので、すごい良い状態だと思う。冷静に丁寧に決勝も投げることができたら」と落ち着き払っていた。

決勝も慶応の大応援が予想されるが、湯田は「決勝ということで、春よりもすごい応援だと思うので、相手の応援も楽しみたい」。敵も味方も関係なく、球場の空気全体を味方につけて、楽しみながら腕を振る。