昨秋埼玉4強、今夏8強の東農大三(埼玉)が浦和北を6回コールド下し、悲願の関東大会に向け好発進した。

先発した左腕の上野理久投手(2年)が、120キロ台前半の直球と縦に大きく割れるスライダーで三振を量産。5回に安打と盗塁、暴投で1死三塁のピンチを背負うも、三振と左飛で得点を許さなかった。5回1安打8奪三振無失点の投球に「テンポ良く投げられて、ピンチでも粘って無失点に抑えられたことが良かった」とほっとした表情を見せた。

打線は3回に2本のバント安打に2つの失策も絡み4点を先制。4回には小柳克樹外野手(1年)の2点適時打でリードを広げた。7回には1死一、二塁からダブルスチールを敢行。チーム9盗塁を記録した機動力も光った。

昨秋は関東大会出場をかけた準決勝と3位決定戦で昌平と山村学園にそれぞれ0-7で敗れた。今夏も準々決勝でまたしても昌平に7-8敗れ、聖地へは届かず。旧チームから遊撃を務める長島颯主将(2年)は「関東大会を去年逃してしまったので、そこを目標にっていうのはありますけど、まずはベスト8に進出したい」と勝てば16強入りとなる25日の武南戦(大宮公園)に向け力を込めた。【黒須亮】