新潟県王者・日本文理が初戦で姿を消した。

敦賀（福井4位）に1－2で惜敗。県大会から好投を続けていたエース丸山慶人（2年）は1回表1死から連続四死球で一、二塁とすると、敦賀の4番林に先制の右前適時打を許すなど、この回2失点。2回以降は変化球を織り交ぜ、三塁を踏ませない投球で立ち直ったが、初回の2点が重く響いた。「自分の練習、経験不足。悔いの残る試合になってしまった」。

強打を誇る打線も振るわなかった。0－2の7回裏1死二塁から1番・本田愁聖中堅手（2年）の中前打で1点を返すが、この試合計4併殺と好機を生かし切れなかった。主将の野口壱矢右翼手（2年）は「県大会からの自分たち主導の野球が出来なかった。ポジティブな声がけはしていたが慢心が少し、あったかもしれない」と振り返った。