福岡王者の東海大福岡が、7年ぶりのセンバツ出場を決定的にした。夏から4番に座る藤本塁守(るいす)内野手(2年)が、1発を含む2安打3打点。粘る宮崎王者の延岡学園を振り切った。
終盤2イニングで勝負強さを発揮した。6-3の8回無死。真ん中低め直球をすくい上げ、高校通算2号ソロを右中間に運んだ。「打った瞬間に分かった」と会心だ。2点差に迫られた直後の9回は、2死一、二塁から2点タイムリー二塁打。最終的に2点差に迫られた試合で藤本の3打点がモノをいった。中村謙三監督(37)は「夏はチャンスで積極的にいけなかったが、初球から振れるようになっている」と目を細めた。
「塁守」の由来は、藤本の「本」とつないで「本塁を守ってほしい」という意味が込められている。野球を始めた頃から名前の通り、捕手でホームを死守してきたが、今は一塁手として背番号3を背負う。「この勢いで九州チャンピオンを取りたい」と力を込めた。

