第25回全国高校女子硬式野球選抜大会(3月21日開幕、埼玉ほか)の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで行われた。オイスカ浜松国際は22日の1回戦で、岡山学芸館(岡山)との対戦が決定。ナインはこの日、浜松市内の同校で決意を新たに練習に励んだ。

同校とは、昨夏の全国選手権でも対戦。初戦の2回戦で0-19の5回コールド負けを喫した。再戦決定に、杉本友世主将(2年)は「より一層、気持ちが高まった。リベンジしたい」。チームはこの冬、走り込みや筋トレなどを通じて肉体強化を図っている。安里成海投手(2年)は「全体的にスイングスピードも上がってきた。夏からの成長をぶつけたい」と燃える。

4月に最上級生となる2年生5人は、22年度に1期生として入部。今季、ラストイヤーを迎える。杉本は「夏よりもチームはまとまってきた。選抜で『公式戦1勝』の目標を達成できるように頑張りたい」と約1カ月半後の本番を見据え、力を込めた。【前田和哉】

 

県勢はオイスカ浜松国際に加え、東海大静岡翔洋と静清も出場。東海大静岡翔洋は、3月21日の1回戦でウェルネス連合と顔を合わせる。静清は同22日に行われる2回戦から登場。作新学院(栃木)-秀岳館(熊本)の勝者と対戦することが決まった。