第96回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市内で行われた。抽選の結果、大阪桐蔭の初戦の相手は北海(北海道)に決まった。大会5日目の第2試合で対戦する。

昨秋の大阪大会を制し、近畿大会では史上初の3連覇を達成した。明治神宮大会では初戦敗退となったが、総合力は高校随一。圧倒的なスター選手は不在ながら、投打に豊富なタレントを擁する。

投手陣はエースナンバーを背負う平嶋桂知(かいち)投手(2年)を中心に、森陽樹投手(1年)、中野大虎(だいと)投手(1年)ら150キロ前後の直球を投げる投手が複数いる。

野手では抜群の身体能力の高さを誇る境亮陽(りょうや)外野手(2年)や、高校通算30発のラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(2年)、同31発の徳丸快晴外野手(2年)などプロ注目の打者が上位打線にどっしりと座っている。

西谷浩一監督(54)は甲子園の通算勝利数が高嶋仁氏(智弁学園、智弁和歌山)が持つ歴代最多68勝まであと1勝。名将の大記録達成とともに、2年ぶり5度目のセンバツ制覇に挑む。

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