元阪神外野手の甲斐雄平監督(36)率いる福岡西陵は初戦敗退となった。

試合は悪天候の影響で約3時間遅れで開始。初回に2点を先制されるなど序盤から失点を重ね、1点を返した5回を終えて1-8。そのまま7回コールドゲームとなり、指揮官は「うちのやりたい野球をさせてもらえなかった。バントが要所で決まらない場面もあって、精度を欠いてしまった」と肩を落とした。

甲斐監督は10年から12年まで阪神でプレーした。福岡西陵に19年に赴任して野球部の副部長を務め、20年から監督。1度は諸事情で現場を離れたが、今春から監督復帰。2年ぶりとなった夏の采配を白星で飾ることはできなかった。

それでも、勝ち負け以上に大事にすることがある。甲斐監督は「野球を通じた人としてってところが大事かなと。野球がうまくなる成功体験も大事なんですけど、やっぱりいろんな人に感謝しながら野球をやってほしいなっていう思いです。気持ちの面で成長できるチームにしていきたい」と語った。【佐藤究】